お久しぶりです。ハルヒルに参加してきました。

愛しの榛名山ヒルクライム。通称ハルヒル。
富士ヒルは参加したことがあるが、ハルヒル(@GUNMA)はいかがなものか。
ハルヒル童貞だった私はもじもじしながらもエントリー。結構人気らしかったので、エントリー受付後即ログインして申し込み。それが数か月前。

エントリー当時はバリバリ乗れていたので、初参加だけどいい記録出したいな!!!と甘酸っぱい気持ちでエントリーしたのだけど、蓋を開けてみるとどうだ。そこから当日まで食って働いて寝るだけの作業用ロボ(ただし生産性は低い)となってしまったので、灰色の瞳で紫のため息を吐きながら「足つき無でfinしたいよね」と会社の植木鉢に語り掛ける始末である。

で、当日。

エントリー場所は、高崎駅。JR高崎駅。私はマイカーでロンリーだったのだが、それほど迷うことなく、また渋滞に捕まることもなく無事14時ごろ到着。LABI(ヤマダ電機がある)側の駅出口のところに受付らしい場所がセットオンされている。このボランティアだか運営の方々が割と神対応で、「な、なんだよ。そんな笑顔で挨拶されちゃあ・・・」と若干惚れかける。おじちゃんに。超いい人だった。


その後、体育館に行く元気もなく、宿に到着後少し走った後、準備、飯。おやすみなさい。


起床。朝4時。寝ぼけ眼にカロリーの高いパン系をむしむしと口に押し込む。


ロードバイクレースの朝は早い。マジで早い。よーく考えてみると数千人が一斉に早起きしてチャリにまたがりレッツライドオンするのだ。クレイジー。



荷物をまとめ駐車場に向かう。慌てるんじゃない。俺は山に登りたいだけなんだ。


しかしこの駐車場の数が多いのなんの。駐車場の場所もちゃんと調べないで録画してある「ダーウィンが来た」を眺めていた自分をぶっ飛ばしたい気持ちが膨らむ。会場に誘導してくれる人や質問に答えてくれそうな人もたくさん立っているが、そもそも車通りの幅は狭く、絶えず車や自転車が行きかっているので、その場で減速しようものなら百連玉突き事故を発生させかねない。それは困る。



やっとこさ駐車場を発見し、しこしこと準備を始める。ハルヒル(富士ヒルもだけど)は荷物を事前に預けて、上で受け取って下山するスタイル。だもんで前日の受付でデカいビニールバッグをもらうのだ。これにウインドブレーカー等等を詰めて背負って会場へ。


ここで、何個か忘れものがあったことに気づいた。が、仕方がないので体育館へ。



会場につき、荷物を預けた後はスタートまでかなり時間がある。人数もけったいな程いる為、トイレも馬鹿みたいに混んでいる。混んではいるものの、しばらく我慢すればかなり人数も減って(どんどんスタートしていくから)トイレはスタートしてからしばらく後の方が人によってはいいかもしれない。なので、到着前にトイレはある程度済ませて置き、スタート直前ぐらいでのそりとトイレに行くことをお勧めする。



現場はみんなスタートの為浮足立っていたり、忘れ物をして絶望していたり、そもそも寝不足だったりとあまり気が抜ける状況ではない。スタート前から人と接触して揉めるなんてことは大いにありそうだ。気を付けて会場をうろうろする。自分のウェーブが来たので並ぶ。並ぶが。スタート位置まではかなり時間がある。まぁそりゃそうだ。「己のウェーブがスタートするので整列せよ」とアナウンスが流れた後、スタート位置に行くまでは概ね30分ぐらいはかかったと思われる。並べ!と言われてからすぐ計測ではないので注意されたし。



会場から少し移動し、スタートのアーチがある場所へ。これをくぐって少し走ったら計測ポイントがある。
そこまで無理しない事。というわけでもそもそ羊羹を食いながら待つ。で、スタート。



・・・沿道の人が多いこと。しかもみんな頑張れ頑張れ言ってくれるもんだから張り切ってしまう。なかなかに楽しい。楽しいぞこれは!!!!富士ヒルにはこれは無かったなぁ。一体感を感じる。
勝手に人様たちを一体にさせながらのろのろと進む。前半は斜度がきつくないので楽しい。楽しいのでずっと沿道の人々に挨拶をし続ける。


「挨拶をする余裕があるくらいで、走ればオーバーペースにならないだろう」


という都合いい自己解釈をしながら、「沿道の皆様全員と握手します」というキナ臭い選挙活動のごとく、沿道の方々の声に答え続ける。当然張り切って声を出すと心拍がズドーン!と上がったりするが、まぁそこは無理の無い範囲だしと自分に言い聞かせ無理なく登る。


神社までずーっと人がいたのではないだろうか。沿道からパワーをもらい、おじいちゃんやおばあちゃんや子供たちの声を受けながらえっちらおっちら上る。まぁ楽しい。

神社を超えて後半。斜度が上がる。この辺はとにかく体を痛めないように温存。まだ人がいる。手を振り続ける。

ちらほらと押している人や足が攣ってしまう人がこの辺で増えてくる。無理もない。きついもん。

そしてラストの区間。ここはとても注意が必要。

「頑張ってあと少し!!!ラストスパート!!!」



なんて声をかけてくれるが、スパートをかける距離ではない。まだ全然ある。この斜度で残り1kmは残したあたりでスパートをかける等愚の骨頂である。であるが、「あと少し!!!」(ラスト数キロからまた人が増え続ける)とあまりに多い人数に言われるもんだから「よぉおおおし!おじさん頑張っちゃおうかな!!!」と張り切るものの、ここまで使った体力と相まって、右足がピキりマクリスティ。これ以上踏んだら道に倒れて山に打ち上げられた鮮魚と化すので沿道の声には答えられず。しかし鳴りやまない「あと少し!!!」コール。会場の熱気は完全にヒートアップしているが、全然あと少しじゃない。このゾーンは本当に我慢が大事。



勿論、そのタイミングでスパートをかけ続けられればいいのだが、あと少しと言われてから2、3回は登り返した気もするので、私的には全然少しじゃない。



そしてゴール。当日山は雲で覆われており、ひんやりと冷たい空気だった。



アーチを超え、荷物を回収に行く。回収後は下山待ちゾーン的な所でご飯を食べることができる。爆裂に並ぶがハルヒルはゼッケンに合計1000円分の金券がついておりそれを使用してご飯を食べることができるというイカしたスタイルを取っている。素晴らしい。



しかし、本年。日が出ていない為気温は全く上がらず。俺の塩を散々吹いていた体は徐々に熱を失い。その場にいる全員が寒い・・・寒いよ・・・とボヤきだすという事態に陥る。スティーブンキングの小説のワンシーンみたいに寒さに凍えうつろな人々が山頂に沢山・・・ここでやっぱり忘れ物があったことに気づく。やっぱりね。そうだよね。しんどいね。うどんうまい。



そして、下山のウェーブに並ぶが、これがかなり待つ。覚悟しておいて頂きたい。相当に待つ。
こればっかりはどうしようもないと思うし、運営さんも大変だろう。だからこそ注意しておきたい。
いっそ注意書きに書くべき・・・・いや書いてあったのかもしれない。ちゃんと読めよ。俺。
マジで待つ。ので別記事で書くが荷物預け時に入れた方が良いものは結構ある。



一部の人間からは殺気のようなものが放たれる始末であり、とてもじゃないが一度座禅を組んでから下りに入った方がいいレベルの人間は多数いる。おちつけ。早く帰りたいのは分かるが。


かなりの時間を待った後、下山。私は第5ウェーブで下山。下りの期間も沿道に人がおり、「また来てね!!!」と声をかけてくれる。嬉しい。応えたい。応えたいが下りで手を振るのは危ない。軽い会釈が限界である。とっても危ない。あと右から抜く時声かけて。左から抜くのは怖いから勘弁して。許して。



長い下りを終え、無事に会場に到着。さらりと完走の賞状を頂き、これにて完。



こちらの会場にもお店が出ており、金券の使用が可能。山の上よりお店が豊富なのでこっちで食べたかったと思う人もいるんではなかろうか。俺は普通に金出して食ったけど。うどん(2杯目)



どうでもいい話だが、「登利平」という弁当屋をご存じだろうか。概ね知っている人は少ないと思っているが、自分は生まれた環境の関係で当然のように知っている。
ここの鳥弁当はかなりうまい。相当にうまい。ボリュームもある。本当におすすめなのでぜひ食べていただきたい。出店で見つけたので。いや当然食べましたよ(数時間の間にうどん二杯と鳥弁当一つ。愚策)

みんなあれこれとタイムなどの話をしている・・・いい空気だ。



私はそそくさと帰宅。のはずだったが、道が結構混んでいる。

家に着いた時間は予定を大幅に超えていたが、私の初ハルヒルは無事終了した。

さっくりと書いたけど、マジでちゃんと乗ってないと人間って登れないのね。